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「とても楽しい」の英訳(山田弘の講義付き)

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 (生徒) もうすぐ夏休みですネ。 (とら校長) そうだね。1問やっておこうか。 (生徒) はい…。 (とら校長) 「夏休みにしたいことは何ですか。理由とともに20語程度の英文を書きなさい。」 (生徒) 短いですね。高校入試ぐらいですか。 (とら校長)油断しないで。語数指定は指定語数の前後2割、指定語数が多い場合は前後10語以内が安全だよ。 (生徒) I want to go to the beach because it is very fun to swim in the sea.(17語) (とら校長)あー、これは本当に多いんだけどfunは「楽しいこと」っていう名詞なんだよ。 (生徒) どういう意味ですか。 (とら校長)名詞を修飾するものは形容詞だから、副詞のveryはおかしい。 (生徒)なんか、あっている気もするんですけど…。 (とら校長)だから、本当に多いんだ。でも、a very(副詞) girl(名詞)はおかしく感じるだろ? (生徒)はい。聞いたことないです。 (とら校長) a very beautiful girlは? (生徒) よくあると思います。 (とら校長) 『形容詞は名詞を、副詞は名詞以外を修飾する』からvery(副詞)がbeautiful(形容詞)を修飾して、beautiful(形容詞)がgirl(名詞)を修飾するから正しいんだ。very funも全く同じ理屈なんだけど、日本語の「楽しい」が形容詞だから、とてもよくあるミスなんだよね。 (生徒)veryを取ったら正しくなって、かつ、16語でセーフなんで、取ります! (とら校長)そうだね。でも、和文英訳にして出題するなら、あえて「とても楽しい」にして試すね。解答する側の戦術としては、funを回避してvery interestingにしてみるかなあ。 (とら校長) あと、オマケで山田弘の講義を付けます。1990年代前半の受験生も同じ様に間違えていたんだと思う。日本語の「楽しい」が形容詞なのは変わらないから、普遍的なんだろうね。